Pelikanの万年筆

毎日使いたくなる書き心地

万年筆の価格には大きな差があります。私が愛用していたのは、「Lamy」と「Kaweco」の中でも比較的手に入りやすい価格のものでした。父は「Mont Blanc」を愛用していたため、時々触らせてもらうことがあり、良いものはやはり書きやすいなとしみじみ感じたことを覚えています。

「文房具が大好きで、文房具屋さんを巡ることが何よりも楽しみな私は、万年筆のコーナーに足を踏み入れることができないほど魅了されます。

百貨店の万年筆売り場ともなると、きらびやかなショーケースに高級そうな万年筆が美しく陳列されています。店員さんたちは白い手袋を身に着け、ビロードの布が敷かれたトレーに一本ずつ万年筆を丁寧に説明しながら配置していきます。その光景はまるで宝石店のようです。万年筆にあまり気持ちが向かなかったのには、もうひとつ理由があるのです。

それは、私が左利きだという事です。左利きの方にはお分かりいただけると思いますが、書きたての文字の上を手で擦る形になります。すると渇きの遅いインクですとすべて文字を擦ってしまって紙と手が汚れてしまうのです。当時、万年筆のインクは、渇きも遅いので私には万年筆は向いていないなと思い込んでいました。

ガラスペンブームがやってきて、再び万年筆に興味を持ち始めました。父が以前持っていた万年筆を思い出し、こんなに価格の差があるには何か理由があるのかもしれないと思い、大好きな文房具屋さん『和気文具』でいくつかのペンを試し書きさせてもらった結果、そのペンの書きやすさに驚きました。

そして何よりも驚いたのは、インクの速乾性でした。上からなぞっても文字が滲んだりしません。いろいろな万年筆を試させてもらった結果、手に持った感触とスラスラとなんの抵抗もなく自然に書き進む筆の運びがとても気に入りました。緑と透明のストライプにも惹かれ、『Pelikan Souverän M400』の購入を決断。長く大切に使うため、文字を書く相棒として迎え入れました。『Pelikan Souverän M400』のレビューをトラベラーズノートに書いてみました。ペン先は極細のEFと呼ばれるものです。引っかかりもなく、とてもスムーズに紙の上を滑ってくれます。まだ使って1週間ほどしか経っていませんが、これからどんどん手に馴染んでくれるよう、毎日様々なシチュエーションで使っていこうと思います。いつかまた、慣れてきたら『Pelikan Souverän M400』の事を書きたいと思います。

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