万年筆

文具小説

文具探しの一人旅 season-2-1

第1話|波の記憶、鎌倉とインク東京に越してきて、ひと月。部屋にはまだダンボールがいくつも残っている。けれど、なんとなく心がざわついて、片付けを放り出したまま、ふらりと鎌倉に向かうことにした。都心の夏は、コンクリートの照り返しが強すぎて、言葉...
万年筆

万年筆でカリグラフィー

パイロット『prera(プレラ)色彩逢い ー CM』なら、カリグラフィーの入り口として気軽に楽しめそうです。手帳やノートにアクセントをつけたいときや、一言メッセージ・カードにそっと添える筆文字に。カリグラフィーっぽさを気軽に楽しめる万年筆。
自作リフィル

手帳のリフィル

市販のM5リフィルはシンプルなものが多く、M6サイズのように豊富なデザインに憧れつつも、荷物を減らしたい私は小さな手帳にこだわり、試行錯誤の末、自分好みのリフィルを作るようになりました。
万年筆

スケルトンの万年筆

文具店で目にとまったパイロットの万年筆『prera(プレラ)色彩逢い』は、スケルトンだから入れるインクの色で表情が変わるから、使っていてワクワクするポイントのひとつ!
万年筆

万年筆にときめいた日から

初めて万年筆を手にしたのは、子どもの頃。父の仕事の関係でドイツに住んでいた時期があり、現地の小学校では授業で万年筆を使っていました。あのとき、親に買ってもらった『Pelikan』の子ども用万年筆。それが私の万年筆人生の始まりでした。
文具小説

文具探しの一人旅 season-1-10

第10話|ことばのゆくえ、再出発の手紙大阪に帰ってきた夜、私は久しぶりに、何も予定のない週末を迎えた。窓を開けると、春の風がカーテンをゆるやかに揺らし、部屋の中に旅の空気がそっと入り込んでくる。机の上には、これまでの旅で出会った文具たちが並...