能率手帳を使ってみたくて

The手帳って、この手帳のこと?

すでに来年の手帳は決めていましたが、SNSでよく目にする『能率手帳』が気になっていました。
黒くて手のひらサイズの、まさに「The 手帳」という風合いが魅力的。
その中でも『能率手帳ゴールド 小型』を使ってみたくて購入。
手帳の表紙には、インド産の「ヤンピー」と呼ばれる羊革が使われており、キメが細かく柔らかで、手にしっくりとなじむ触り心地が魅力。


カレンダー
年間カレンダー

手帳の本文に使われている用紙は、様々な筆記具でも書きやすく、裏移りしにくい、薄くて軽い手帳の為に作られた最高級の用紙だそうです。
また、目にも優しいクリーム色を採用。

月間ガントチャート
週間レフト

カレンダー・年間カレンダー・月間ガントチャート・週刊レフトが使いやすく並んでいます。月間ガントチャートは、日々の習慣を記録し、その継続や達成状況を管理するためのハビットトラッカーとして使い始めました。

スリープログ(睡眠の記録)・インスタグラムの投稿やブログの投稿間隔の記録・読書やストレッチなどを色付けして達成感に浸っています。

3種類のメモも罫線・方眼罫2種類とたっぷり。2本の薄紫と深緑のしおりが、黒革の手帳に優しい表情を与えてくれます。

小口(手帳の断面)には、本金加工を施されており、上品なイメージ。
少し背伸びをしたボールペンを添えたくなります。

SNSで見かけたのですが、トラベラーズノートのパスポートサイズに挟んで使っている方がいて、私も試してみたくなりました。これが思いのほか使いやすく、トラベラーズノートのリフィルを一緒に挟んで持ち歩いています。

11月25日から使い始めたので、まだ3週間ほどですが、書きたくなる欲求を引き出してくれる手帳のようで、書き込むのがとても楽しいです。

ずいぶん昔の話になりますが、父がサラリーマンでしたので、ビッシリと予定が書かれた手帳を見て、子供ながらに「この人は、ものすごく忙しい人なんだな」と感じていました。その時の手帳が今思えば、『能率手帳』!

『能率手帳』は、1949年に誕生した歴史ある手帳です。日本で初めて「時間目盛り」を取り入れた手帳としても知られています。1951年に法人向けに発売され、1958年から市販で販売開始されたそうです。1962年には、最高級モデルの『能率手帳ゴールド』が誕生。時代の流れとともに変化も加わり、それまで日曜始まりだったウィークリーを1989年には、週休二日制度の導入で土曜日と日曜日を並べることで予定が立てやすいレイアウトになったとのこと。手帳が時代とともに歩んできたことがよく分かります。

2025年は、毎日持ち歩くM5サイズのシステム手帳や、能率手帳を挟んだトラベラーズノートに、日々の計画を立てたり、アイデア、心の変化、独り言を書き込んだりしながら、自分自身の成長を実感できる一年にしたいです。来年の今頃は、どんな記事を書いているのかな・・・。