2025年の相棒

M5手帳が活躍

初めてのシステム手帳がイギリスの『Filofax』オリジナル・バイブルサイズから始まり、持ち歩き用にM5サイズをお迎えするようになりました。
リフィルをたくさん挟みたいのですが、小さな手帳となると、どうしてもリング径が8mm・11mm・13mmになります。その点『Filofax』miniは、リング径が15mmもあるのでリフィルをたっぷりと収納することができます。

現在持っている『Filofax』は、「Malden」シリーズのminiタイプ。左からストーン・スペシャルエディションのチャコール、そしてオークル。柔らかなレザーの「Malden」の誕生は、2009年と言われています。miniサイズは、まだ歴史が浅いですが、『Filofax』は1921年設立と長い歴史があります。

「Malden」のレザーがとても柔らかくて、それでいてとても丈夫。傷が付きにくく、使い込めば使い込むほど味の出てくるアンティーク調バッファローレザー。また、ステッチが見た目の優しさを引き立ててくれます。

背表紙には、大きなお札の入るポケットがあり、手帳を開くと左側には、ポケットが、ファスナー付き1つと他に2つ。右側には、2つポケットがあり、名刺やカードを入れることが出来ます。

ファスナー付きポケットは、少々小さめなので小銭は最小限しか入りませんが、小さな鍵やアクセサリーを入れてもいいかもしれません。
また、お財布手帳として使わず背表紙の大きなポケットに、シールやマスキングテープなどを入れて、カフェなどで手帳タイムを楽しむことも出来ます。
「Malden」は閉じたときの形がコロンとしていて愛着のある逸品。
手帳は、その人それぞれの使い方で育っていきます。ビジネスシーンに合ったカッコイイ手帳、恋する女子の可愛らしい手帳、家族のために頑張っている人の手帳、趣味に推しに勉学に…。この小さな手帳に言葉を綴って、育ててみませんか。

●Filofaxの歴史●
現在の社名である「ファイロファックス」の由来は、混乱する戦時中まで遡るそうです。
空襲でオフィスが全焼して無くなったにもかかわらず、秘書のグレース・スカールが、個人的にまとめていた顧客名簿をもとに、顧客全員に「リフィルの生産は続けています。いつでも注文して下さい。」という旨の手紙を送り続け、それがファイロファックスの危機を救う事になったという。秘書のグレースの顧客名簿の呼び名が“File of Facts”(真実のファイル)だったことから、短縮して『Filofax』となり、それが、社名の由来となったそうです。
『Filofax社』は、1921年に英国で設立され、国際規格となるバイブルサイズの創始でもあるとかかれています。