スケルトンの万年筆

遊び心をくすぐる一本

万年筆の、力を入れずにスーッと流れるように書ける感触がとても心地よくて、私はずっとこの書き味が好きです。

今回、文具店で目にとまったのが、パイロットの『prera(プレラ)色彩逢い』シリーズ。
透明感のあるピンクがとても可愛らしくて、思わずお迎えしました。

TWSBI 580 Diamond
AL Mini

そういえば、昨年の暮れにお迎えした『TWSBI 580 Diamond Mini』もスケルトンタイプ。こちらはインクタンクがかなり大きめなので、たくさん文字を書きたいときにぴったりで、安心感があります。

(TWSBIについては、『万年筆愛がとまらない』に詳しく載せています)

『prera(プレラ)色彩逢い』も『TWSBI』も、それぞれの良さがあって、万年筆の世界がますます楽しく広がっていくような気がします。次はどんなインクを入れようか、そんなことを考えるだけでもわくわく。

それ以来、スケルトンタイプの万年筆が気になってしまって、文具店でディスプレイを見ていても、ついつい目がそちらに向いてしまいます。
今回も、たくさん並んでいた万年筆の中から、やはりスケルトンが真っ先に目に飛び込んできて。
しかも、お値段もとてもお手頃!
「これは使ってみたい!」という気持ちを抑えきれませんでした。

パイロットの『prera(プレラ)色彩逢い』は、コンパクトなショートサイズで、万年筆初心者さんにも扱いやすい設計。2010年代前半に登場し、以来長く愛されているモデル。

コンバータなら好きなインクを!

この万年筆はコンバーター付きなので、カートリッジでもコンバーターでも使えます。カートリッジも便利ですが、コンバーターだと好きなインクを入れられて、楽しさがぐっと増します。

インクの色で表情が変わるのも、使っていてワクワクするポイントのひとつ。ピンクとグレーが合いそうだなと思って、家にあったMDのグレイのインクを入れてみました。

M5手帳にもぴったりサイズ

ペン先は色ごとに3種類あって、私は普段使っている小さめのM5手帳に合わせて細めの「F」を選びました。書き心地もスラスラと書けて、左利きの私にとってもかすれることなくスムーズに書けます。


他には少し太めの「M」と、カリグラフィー用の「CM」があります。好きな色や用途に合わせて、インクの色と万年筆の本体色を工夫するのも面白そうです。また、お値段がお手頃なので、万年筆初心者の方でも気軽に始めやすいのも魅力。

カリグラフィーが気になっているので、透明オレンジの本体にカリグラフィー用ペン先を試してみたいくなってますし、太めの「M」のペン先も日記を書く時にスラスラと書けそうで、どれも気になりだすと止まらなくなります。

最大径:13.4mm
全長:120.4mm
重量:15.4g
コンバーター付
全部で7色展開