MOLESKINEとPEANUTS、そしてBLACKWING

スヌーピーやチャーリーブラウンとその仲間たちで有名な『PEANUTS』コミックの誕生から、なんと75年。2024年10月から2025年10月までの1年間は、その節目を祝うアニバーサリーイヤーとなっています。そんな特別な年に、心躍るコラボレーションが登場。古き良き時代を、芸術家や思想家たちとともに歩んできた『MOLESKINEノート』。そして、1934年に誕生した伝説の鉛筆『BLACKWING』。
『MOLESKINE』と『BLACKWING』、そして『PEANUTS』——長い歴史を持つ3つのブランドが、時代を越えて巡り合い、コラボレーション!文房具好きにはたまりません。


黒と赤でまとめられたシックな色合いに、愛らしいスヌーピーがそっと寄り添っていて、大人の落ち着きを感じさせる仕上がりに!ノートはハードカバーで革のような模様になっていて、重厚感があります。
ここで少し『MOLESKINE』の歴史を調べてみました。
今ではすっかりおなじみになった、黒いノート『MOLESKINE』。
でも、じつはこのノート、もともとは名前もなかったっそうです。
19世紀のフランスで作られていた、角丸の黒いノート。
画家の「フィンセント・ファン・ゴッホ」や「パブロ・ピカソ」、小説家で詩人の「アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ」など、そうそうたる芸術家たちが、メモやスケッチに愛用していたそうです。しかし、1980年代にひっそりと姿を消してしまいます。
1997年、イタリア・ミラノの出版社がそのノートを現代に復活!そして“MOLESKINE”という名前がつけられました。この呼び名は、イギリスの作家ブルース・チャトウィンが旅のノートに使っていた愛称からと言われているそうです。
それ以来、モレスキンは**「書く人の相棒」**として世界中に広まり、
今では文房具好きの心をつかんで離しません。


『BLACKWING』の鉛筆には、スヌーピーの絵柄がぐるりと一周!
大人っぽい雰囲気の中に、さりげない可愛らしさが光ります。


表紙を開くと、『PEANUTS』のコミックが、ぎっしりと広がります。
裏表紙側には、MOLESKINE特有の大きなポケット付き。
その中には、可愛らしいシールや、ちょっとシックな栞が入っています!


ページのあちこちに、チャーリー・ブラウンと仲間たちのイラストがちょこんと印字されていたり、赤と黒のしおりが付いていたりして、細部まで楽しめる仕様になっています。


紙質は、すべすべした手触りで、さまざまな筆記具で試してみても、文字がにじむこともなく、それぞれの筆記具の特徴がしっかり紙の上に表現され、裏写りもなく、快適な書き心地。


ずいぶん昔のMOLESKINEです。バレットジャーナルを始めた頃のもので、ノートの端々が少しはがれてきています。当時、海外のSNSでSteadtlerのpigment linerを見かけて、影響を受けて書いています。
小さなノートも、当時はメモ帳としてよく使っていました。
でも、あのザラザラとした紙の質感が、だんだん苦手になってきて…。
その後、ほぼ日手帳のトモエリバーの、スベスベとした手触りとなめらかな書き心地に惹かれ、気がつけば紙質でノートを選ぶようになっていたんです。
そんなわけで、いつの間にか『MOLESKINE』からは少し遠ざかっていました。
今回は、大好きなスヌーピーとBLACKWINGのコラボということで、迷わずお迎え。
このブログに載せるために試し書きしてみたら——「あれっ?」紙質が今までのものと違う!
いつから変わったのかしら?万年筆でもにじまず、スラスラと書けて、とっても快適です。
さあ、このノート、どう使うかいま考え中です。
先に購入してから「手帳会議」を開くのは、私のいつものパターン。
……順番、やっぱり逆ですよね!
カバー:ハードカバー
サイズ:ラージサイズ (横13cm×縦21cm)
横罫 ブラック
180度フラットに開くオープン仕様
ノートの紙は、ほんのりとしたアイボリー色で目にやさしく、少し厚めの100g/m²。万年筆でも裏抜けしにくく、書き心地もしっかり。しかも無酸紙だから、書いた文字やスケッチが時間が経っても色あせにくくて、大切な記録をきれいに残せるんです。

