LamyにJETSTREAM搭載!

『Lamy Safari』との出会いは、ずいぶん昔になります。
すでに廃盤になっているようですが、まだクリップ部分がブラックだった頃の黄色のボールペンを初めて見たとき、そのポップなデザインに惹かれて購入しました。
次に、私の中でスケルトンデザインがブームだった時期に、このLamyを見かけて手に入れ、最後はビビッドなピンクのカラーに魅了されて、気づけば合計3本が家に揃っていました。

LAMY Safariは、ドイツ最古の大学であるハイデルベルク大学を擁する学術都市、ハイデルベルクで、1930年にC. Josef Lamyによって創業。
現在も本社を同地に構え、家族経営を続ける老舗の筆記具メーカーでもあります。
元々、Lamy Safariは若者や学生向けにデザインされた筆記具として開発されたそうです。
使いやすさを重視し、学習用途にも適した機能性が備わっているため、非常に実用的。
人間工学に基づいた三角形のグリップが特徴で、自然と正しい持ち方になるように設計されており、左利きの私にとってもグリップ部分は持ちやすいです。
現在では、学生からプロフェッショナルまで幅広いユーザーに愛されていて、ドイツ製ならではの実用的なデザインと高い品質が、多くのファンに魅力を与え続けています。

その『Lamy社』は、2024年2月29日に三菱鉛筆株式会社の連結子会社となりました。
三菱鉛筆はLamy社のブランド力、デザイン力、技術力を活用し、両社のシナジー効果を最大化させることを目指されています。
また、『三菱鉛筆』といえば、何といってもクセになる滑らかな書き心地で有名な『JETSTREAM』。
これまでの『Lamy Safari』のリフィルはやや硬めで、筆圧が必要でしたが、『JETSTREAM』のインクを搭載することで、まさに“いいとこ取り”のボールペンが完成したと言えるのではないでしょうか!

さらに、文字の黒さの濃淡も、画像からはっきりと伝わると思いますが、いかがでしょうか?
上が元のリフィルで、やや薄めの発色。
下が『JETSTREAM』のインクです。
『JETSTREAM』の黒はしっかり濃く、速乾性も抜群。なめらかな書き心地で、左利きの私でも快適に使えます。職場でも、長年『JETSTREAM』を搭載した多機能ボールペンを愛用しています。
『LAMY Safari』には非常に多くの種類があり、今回、新たにJETSTREAM搭載の『LAMY Safari JETSTREAM INSIDE』が登場しました。しかし、手持ちの昔の『LAMY Safari』にもこのリフィルが適合するため、新しいボールペンの購入は見送ることにして、LAMY専用のJETSTREAMリフィルだけを購入しました。
お気に入りのボールペンに大好きなリフィルが搭載され、書く楽しみがさらに増しました。また、20年近く使用しているLAMYの天冠のゴム部分やボディがまったく劣化していないことにも驚かされます。ドイツの方の職人気質が、このような素晴らしい製品を生み出すのでしょうか?
